オフィスの必要性とは
オフィスを借りる際には、借りる際に生じる事務手続きや借りる上で把握しておくべき事柄ばかりに注目しがちです。事務手続きの理解や契約内容の把握に努めることは、オフィスの賃貸契約を交わす上で大切ですが、その前にオフィスの必要性や利用の仕方について、じっくりと考えることがとても大切です。
オフィスの機能
オフィスが担う機能は多岐にわたっており、主な機能は次の通りです。
- 執務スペース機能
- 来客応対機能
- 会議・応接機能
- 営業拠点機能
- 登記住所として利用する機能
- 企業イメージを向上させる機能
- 倉庫収納機能
オフィスが担う機能を理解することは、オフィスの必要性を認識することにも繋がります。業種や業態によって必要なオフィスの機能は異なります。オフィスの機能から必要なものが見えてくると、どのようなオフィスが必要になるのかが判断しやすくなります。
これからのオフィスに求められる機能
執務スペースや来客応対、会議・応接並びに営業拠点機能などは、オフィスが従来持っている機能といえます。これからのオフィスは単なる作業場所の集合体として一括りにするのではなく、「知的創造活動のための拠点」と考える必要があります。オフィス内には様々な人々との対話があり、感性を刺激するものやことが溢れています。
知的創造活動のための拠点となるオフィスには、多様な活動を支援する機能が備わっている必要があります。しかし、必ずしも活動に必要な機能の全てを自社内に設ける必要はありません。現在では働く時間や場所の選択肢が広がっており、様々な施設やサービスを積極的に利用することで、自社の利用目的に合ったオフィス形態を選ぶことができます。