[058]プレゼンテーションに説得力を持たせるノンバーバル・テクニック(その1)

コミュニケーションには、バーバルとノンバーバルがあります。

バーバルは言葉によるコミュニケーションです。
ノンバーバル・コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションです。
例えば、表情、ジェスチャー、目線、姿勢、声、話し方等を指します。
ノンバーバルコミュニケーションは、聞き手の理解を助けてくれます。印象に残しやすくなります。
一般的に、日本人はノンバーバルコミュニケーションが苦手だと言われています。
逆に考えると、それを上手にすると、プレゼンテーション上手になるということです。

いくつかのノンバーバルコミュニケーションのポイントを説明しますね。

1.アイコンタクト

【効果】

  • 意思を伝える ノンバーバルコミュニケーションにおいて、目は最も「意思」を伝えることができるパーツでです(目は口ほどに物を言う)。
  • 距離感を縮める 聞き手にとって、目が合うと「自分を気にかけてくれている」という気持ちになり、心理的な距離感が縮まります。
  • 集中力を高める 同時に、見られていることで「話を聞かなくては」という意識が高まり、集中力と緊張感が高まります。

【ポイント】

  • 特定の人だけを見るのではなく、できる限り全員を見るようにする。
  • 1ー2秒視線を止めるとより効果的。
  • 「聞き手の目をみると自分が緊張してしまう」という人は、額の上辺りを見るようにすると聞き手に「目を見られている」と感じさせることができる。

2.ジェスチャー

【効果】

  • 存在感を出す 動きに変化をもたらすことで聞き手を飽きさせません。直立不動のままだと、自分が単なる「風景」となり存在感がなくなります。
  • 案内役となる 手が、「どこを見てほしいか」を指し示す「ポインター」の役割になります。
  • フレーズを印象付ける 話している内容を「形で示す」ことで、言葉の補助となり、聞き手の理解を深めます。また、覚えてもらいたいフレーズを発する際に同じ動きをすることで、聞き手は動きからそのフレーズを連想するようになります。

【ポイント】

  • 手で指し示す時は腕をしっかり伸ばす等、メリハリをつけると効果的。照れながらジェスチャーをすると動きが曖昧になるので、思い切って。
  • 歩きながら話し、伝えたいポイントの時に動きを止める等、動きに変化をつけると聞き手に伝わりやすくなる。
  • 動きすぎに注意。細かい早い動きは「落ち着きのない人」という印象を与えてしまい、聞き手にとっては内容に集中できなくなる。

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