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[061]オフィスビル、マンション、レンタルオフィス。オフィス選びのポイント
最近は「オフィス」も多様化しています。それぞれに一長一短があるので、ご参考にしてくださいね。
●オフィスビル
<メリット>
信用力が高い
自分の好みの形にレイアウトできる
<デメリット>
初期費用が高い(保証金、内装費用)
退去する時にも原状回復費用がかかる
●マンション
<メリット>
初期費用がオフィスビルに比べると安い(敷金、礼金>保証金)
オフィス専用またはオフィスが多く入居しているマンションがあり、その場合マンション内住民をあまり気にしなくていい
オフィスビルに比べると柔軟(退去告知期間、原状回復等)
<デメリット>
マンションによっては、「法人利用可」だが「登記不可」のところもある。要事前確認
住居用も兼ねているマンションの場合、住民への配慮が必要
数人単位では便利だが、大人数になって来るとマンションでは対応できなくなる
●レンタルオフィス
<メリット>
入退去手続きがシンプル。入居審査がオフィスビルに比べると緩い
机、電話、複合機等インフラが整っており、入居後すぐに仕事ができる
基本的に立地がいい(駅近)
<デメリット>
レイアウトの自由度はオフィスビルやマンションに比べると低い
パッケージになっているため、オフィス関連費用が割高になる場合がある
●シェアオフィス
<メリット>レンタルオフィスより費用を抑えられる
レンタルオフィスとほぼ同等のサービスを受けることができる
<デメリット>
他社との同居になるので、セキュリティの問題がある
会員以外入室不可のところも多く、打ち合わせをする際には会議室を別途利用する必要がある
●バーチャルオフィス
<メリット>
住所を取得することができる(郵便等の受け取りも可能)
費用が安い
<デメリット>
他のオフィスに比べると信用力は低い
●自宅
<メリット>
諸費用を最低限に抑えることができる
<デメリット>
住所を公開することになるので、営業等が自宅に来ることがある
一人で起業をする場合、自宅をオフィスにしたり、自宅は公開したくないのでバーチャルオフィスを利用したりする人も多いです。
一昔前は、まずはマンションの一室から初めて、人数が増えて来るに連れてオフィスビルに移転し、やがて自社ビルを建てるという「成長ストーリー」がありました。
最近は、家具やインフラが整っている利便性から、レンタルオフィスに入居して、その後にオフィスビルに移転するケースも増えています。
会社のステージや目的に合わせて選択するといいですよ。