[171]オンラインミーティングで相手との距離感を縮めるコツ

最近はミーティングをオンラインで行う機会が増えてきました。
オンラインミーティングは移動時間が短縮でき、資料等のプリントアウトも不要となるため効率的な業務を行うことができます。
一方で、対面で行うミーティングに比べると相手との距離を感じてしまいがちです。
距離を感じるのは、オンラインは対面に比べると「ノンバーバルコミュニケーション」が限定的になるからです。
私達は言葉(バーバル)とジェスチャーや雰囲気等(ノンバーバル)を総合的に受け取って相手とのことを理解します。

ただ、オンラインミーティングもちょっとした工夫で相手との距離感を縮めることができます。

  1. 照明
    暗い部屋や逆光等で顔が見えずらいと、オンラインで数少ないノンバーバルツールが失われます。できるだけ部屋は明るくしましょう。もし暗い部屋の場合は、斜め上から卓上ライト等をあてると顔がよく見えるようになります。
  2. カメラの位置
    顔は正面が基本です。斜めで映すことは対面で顔を背けて話すのと同じことで、受ける印象はよくありません。
    カメラが顔より下にある場合、「見下ろす」ようになるため高圧的な印象を与えます。カメラの位置は目線と同じもしくは上にしましょう。
  3. マスク
    オンラインミーティングをする場所にもよるかと思いますが、マスクはできる限り外したほうがいいです。マスクをしていると目しか見えないこととなり、オンラインだと対面以上に距離を感じます。

  4. PC内蔵のマイクを使うケースが多いかと思いますが、声が聞こえにくいとそれだけでストレスになります。できるだけ外付けマイクを使うといいです。
  5. 目線
    PCで話をするとき、参加者が画面に映っているので私達は無意識に「画面」を見て話してしまいますが、画面を見ると目線が微妙にずれます。話すときは「カメラ」を見て話すと、相手の目を見て話すのと同じ効果があります。
  6. 資料(スライド)
    資料を映して話をするのは大変便利ですが、その間は「顔を見ない」コミュニケーションとなり距離が広がります。資料を映すのは必要最低限にし、それ以外は自分の顔を大きく映してコミュニケーションをすることがおすすめです。

こういった工夫は、オンラインセミナーでも使うことができます。
私もたくさんのオンラインミーティングをしていますが、上記のような意識を持っている人は多くはありません。
テレワークが増えてきている昨今、ぜひ試してみてください。

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