[010]見方を変えるとアイデアのタネはどんどん出てくる

ビジネスのアイデアは「あったらいいな」から始まる。

よく「私はアイデアを出すのが苦手」という人を見かけます。
しかしながら、その人と話をしてみると、いろんな「あったらいいな」を持っています。
それなのに、なぜ「アイデアが出ない」と思ってしまっているのか。
実は、アイデアが出ないのではなくて、アイデアにすることを止めてしまっているのかもしれません。
「あったらいいな」というアイデアのタネが出て、それを実現したいと思ったときに、私たちはいろいろな障害を思いつきます。例えば

・時間がかかりそう
・お金がかかりそう
・手間がかかりそう
・前例がない
・常識的じゃない
・業界の慣習に合わない
・似たものがある

多くの人は、これらの障害を思い浮かべた際に、「これは実現が難しそう」と思ってあきらめてしまいます。
この時点で止めてしまうと、アイデアになりません。
起業家は、いろんな障害があったとしても、「どうやってその障害を克服して実現させるか」を考えます。
アイデアを出す時には、「できるかできないか」と考えてはいけません。せっかくのアイデアのタネが消えてしまいます。
アイデアを出すためのキーワードは、

・当たり前を当たり前と思わない
・常識を疑う
・すべて実現可能と思う

アイデアのタネは「あったらいいな」ですが、下記のステップを踏むことでよりビジネス化できるアイデアが出るようになります。

1.テーマを決める
2.そのテーマの現状把握をする
3.課題を出す
4.課題を解決できる「あったらいいな」を考える

例えば、テーマを「カフェ」としましょう。
まず、現在のカフェについて調べてみてください。webでも様々な情報がありますし、実際に行ってチェックするのもいいでしょう。
調べているうちに「このカフェ、もう少し○○だったらいいのに」とか、「△△はいやだな」等、いろいろな問題点や不満点、物足りない点がでてくると思います。
これが「アイデアのタネ」です。

次に、これらの問題点を解決するには、「どんなカフェ」だったらいいかをイメージしてください。
世の中にあるかどうかなんて関係ありません。ただ、「今のカフェの問題をクリアできるもっといいカフェがあったらいいな」という気持ちがあれば十分です。

ここまでくれば、あとは「ビジネス化するためのキーワード」に照らし合わせて考えていけばアイデアのタネがビジネス化できるアイデアに変わりますよ。

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