[063]営業ツールとしてのセミナー活用【その1:メリット】はこちらをご覧ください。
セミナー運営の手順は、
- 企画設計
- 集客
- 当日
- アフターフォロー です。
今回は「企画設計のポイント」についてご紹介しましょう。
セミナーは企画設計で成功の可否が決まります。検討すべき項目は以下です。
- 目的(目標設定)
- ターゲット、会場、開催時刻
- タイトル、キャッチコピー
- セミナー概要
- 告知画像
- 参加費、セミナー時間
- 資料の有無及び形式
1.目的(目標設定)
「何のためにセミナーを開催するのか」を明確にしておかないと、そもそも企画を作ることができません。
一般的に、ユーザーが顧客になるまでには次のステップを踏むと言われています。
- リスト化・・・とりあえず参加する。興味本位
- ファン化・・・興味を持つ、調べる、複数回関わる
- 顧客化・・・商品サービスを購入する
リスト化を目的とするのであれば、低価格(無料)セミナーを多数、継続的に開催する、「地引網プロモーション」が有効です。
ファン化を目的とするのであれば、セミナーやイベントにリピートしてもらう特典・プロモーションが有効です。
そして、顧客化を目的とするのであれば、セミナーに満足しかつ商品サービスを購入したくなる内容、セールストークが有効となります。
2.ターゲット、会場、開催時刻
セミナーのターゲットはあくまでも「自社商品サービスの潜在顧客」です。
そして、ターゲットによって会場の雰囲気や場所、開催時刻が決まります。
3.タイトル、キャッチコピー
集客のコツは「タイトル」で決まります。人目を惹くタイトルの特徴は、
- タイトルだけで内容がイメージできる
- わかりやすい言葉を使っている、流行りのワードが含まれている
- 長いよりは短い方がいい
また、以下のワードは、集客に有効です。
- 数字 「1秒で~」 「5つのポイント」 「月○○円もうかる」「99%」
- 効果 「すぐできる」「簡単」「初心者」「お金をかけずに」「誰よりも~」
- ノウハウ 「○○法」「△△術」「××の秘訣」
4.セミナー概要
端的にセミナーの内容を説明できる概要を作ります。セミナー告知をする際に使用します。
5.告知画像
画像があると、セミナーのイメージが明確になり、ターゲットに興味を持たせることができます。
6.参加費、セミナー時間
セミナーの目的にもよりますが、自社商品サービスを購入してもらうきっかけ作りを目的とするのであれば、無料や1000円等、低額セミナーの方が参加しやすくなります。セミナー時間は1時間から1時間半程度が適当です。
7.資料の有無及び形式
無料または低額セミナーの場合、セミナー資料を用意しない場合もありますが、資料はあった方が参加者の満足度は上がります。
営業ツールとしてのセミナー開催は企画が命です。しっかりと設計してくださいね。