[064]営業ツールとしてのセミナー活用【その2:セミナー企画】

[063]営業ツールとしてのセミナー活用【その1:メリット】はこちらをご覧ください。

セミナー運営の手順は、

  1. 企画設計
  2. 集客
  3. 当日
  4. アフターフォロー です。

今回は「企画設計のポイント」についてご紹介しましょう。

セミナーは企画設計で成功の可否が決まります。検討すべき項目は以下です。

  1. 目的(目標設定)
  2. ターゲット、会場、開催時刻
  3. タイトル、キャッチコピー
  4. セミナー概要
  5. 告知画像
  6. 参加費、セミナー時間
  7. 資料の有無及び形式

1.目的(目標設定)

「何のためにセミナーを開催するのか」を明確にしておかないと、そもそも企画を作ることができません。
一般的に、ユーザーが顧客になるまでには次のステップを踏むと言われています。

  1. リスト化・・・とりあえず参加する。興味本位
  2. ファン化・・・興味を持つ、調べる、複数回関わる
  3. 顧客化・・・商品サービスを購入する

リスト化を目的とするのであれば、低価格(無料)セミナーを多数、継続的に開催する、「地引網プロモーション」が有効です。
ファン化を目的とするのであれば、セミナーやイベントにリピートしてもらう特典・プロモーションが有効です。
そして、顧客化を目的とするのであれば、セミナーに満足しかつ商品サービスを購入したくなる内容、セールストークが有効となります。

2.ターゲット、会場、開催時刻

セミナーのターゲットはあくまでも「自社商品サービスの潜在顧客」です。
そして、ターゲットによって会場の雰囲気や場所、開催時刻が決まります。

3.タイトル、キャッチコピー

集客のコツは「タイトル」で決まります。人目を惹くタイトルの特徴は、

  1. タイトルだけで内容がイメージできる
  2. わかりやすい言葉を使っている、流行りのワードが含まれている
  3. 長いよりは短い方がいい

また、以下のワードは、集客に有効です。

  1. 数字 「1秒で~」 「5つのポイント」 「月○○円もうかる」「99%」
  2. 効果 「すぐできる」「簡単」「初心者」「お金をかけずに」「誰よりも~」
  3. ノウハウ 「○○法」「△△術」「××の秘訣」

4.セミナー概要

端的にセミナーの内容を説明できる概要を作ります。セミナー告知をする際に使用します。

5.告知画像

画像があると、セミナーのイメージが明確になり、ターゲットに興味を持たせることができます。

6.参加費、セミナー時間

セミナーの目的にもよりますが、自社商品サービスを購入してもらうきっかけ作りを目的とするのであれば、無料や1000円等、低額セミナーの方が参加しやすくなります。セミナー時間は1時間から1時間半程度が適当です。

7.資料の有無及び形式

無料または低額セミナーの場合、セミナー資料を用意しない場合もありますが、資料はあった方が参加者の満足度は上がります。

営業ツールとしてのセミナー開催は企画が命です。しっかりと設計してくださいね。

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